トレンドヘアカラーを楽しみたいのに、梅雨になると急に不安になる理由
春から初夏にかけては、 髪色を少し軽くしたい、 やわらかく見せたい、
透明感を出したいという声が増えます。
実際、この時期はトレンドカラーが一番映える季節でもあります。
でもその一方で、 同じくらい増えるのが 「せっかくきれいに染めても、
梅雨になると広がって見える」 「明るくしたいのに、雨の日はパサついて見える」
「流行りっぽい色にしたいけど、色落ちが早そうで怖い」 という相談です。
この不安、かなり正しいです。 というのも、 トレンドヘアカラーで人気が出やすい色は、
やわらかさ、透け感、軽さが魅力のものが多いからです。
つまり、 重たく見せない代わりに、 髪の状態が崩れた時の変化も見えやすいということです。
梅雨は、髪にとってかなりやっかいな時期です。 湿気で広がる。 汗でベタつく。
表面が乱れる。 アイロンの回数が増える。 結ぶことも増える。
この積み重ねで、 本来はきれいな透明感として見せたかった色が、
ただ抜けたように見えてしまうことがあります。
だから、 トレンドカラーと梅雨対策はどちらかを諦める話ではありません。
ただし、 何も考えずに流行色だけを選ぶと失敗しやすいです。 両立したいなら、
今かわいい色かどうかだけではなく、
湿気が入った時にどう見えるかまで考えて決める必要があります。

高槻でカラー専門メニューをご相談いただく時、当店が色より先に見ること
当店でこの時期のカウンセリングをするとき、 最初に聞くのは
「何色にしたいですか」だけではありません。
朝どのくらい広がるのか。 顔まわりが先に暴れるのか。 表面がふわっとして見えるのか。
毛先だけ乾いて明るく見えるのか。 アイロンを毎日入れるのか。 結ぶことが多いのか。
まずここを見ます。
なぜかというと、 梅雨時期のカラーは、 色そのものより髪の見え方に影響されやすいからです。 同じグレージュでも、 髪が整っている人はやわらかく見える。
でも表面がふくらんでいると、 くすみだけが先に出て疲れて見える。
同じオリーブ系でも、 赤みをうまく抑えられる人もいれば、
毛先が乾きすぎてマット感だけが残る人もいます。
ここを無視して 「流行ってるからこれで」 と決めると、 仕上がった日はいいのに、
一週間後から急に違和感が出やすいです。
私たちが大事にしているのは、 写真を見た瞬間のかわいさだけではありません。
雨の日でも汚く見えないか。 朝に広がった時でもだらしなく見えないか。
色が少し抜けた時に、ただの傷みっぽさに見えないか。
そこまで含めて、似合う色として考えています。
梅雨時期に失敗しやすいのは「色選び」より「考え方」です
この時期によくある失敗は、 明るさを優先しすぎることです。
軽く見せたいからと一気にトーンを上げる。 透明感がほしいからと薄い色味だけで組む。
すると、 梅雨の湿気で広がった瞬間に、 まとまりのなさと色の薄さが同時に出ます。
逆に、 広がるのが嫌だからと暗くしすぎるのも違います。
確かに一時的には落ち着いて見えます。 でも重さだけが残ると、
今度はトレンド感がなくなり、 せっかく季節に合わせて変えた意味が薄くなります。
つまり、 梅雨時期は 明るいか暗いか、 流行っているかどうか、 だけでは決まりません。
大事なのは、 湿気が入っても形が崩れすぎず、
色が抜けても荒れて見えにくいバランスを取ることです。
梅雨でも取り入れやすいトレンドヘアカラーは「軽いのに薄すぎない色」です
ここで当店がよくおすすめするのは、 軽さは出せるけれど、
色の骨格がちゃんとあるカラーです。
たとえば、 オリーブベージュ。 グレージュ。 やわらかいアッシュ系。
少し深さを残したネイビー寄りのカラー。 こういった色は、 今っぽさを出しやすいのに、
湿気の時期にも比較的バランスが取りやすいです。
理由は単純で、 赤みや重さを消しやすいのに、 ただ白っぽく抜ける方向に行きにくいからです。 梅雨時期は空気も光も少し重たいので、 暖色だけで軽く見せようとすると、
逆に湿気で膨らんだ時に重く見えることがあります。
一方で寒色やニュートラル寄りの色は、 曇った日でも輪郭をぼかしすぎず、
髪の広がりを少し落ち着いて見せやすいです。
ただし、 ここでも言いたいのは 色名だけで決めないことです。 同じグレージュでも、
やわらかく見せる配合と、 くすませすぎる配合では全然違います。 同じオリーブでも、
赤みを消しすぎると顔色まで沈むことがあります。
だから、 トレンドカラーは名前で選ぶより、 どう見せたいかで選ぶほうが失敗しません。

今年っぽさを出したい人ほど、「透け感」だけで決めないほうがいいです
最近は 透明感、 やわらかさ、 透ける感じ、 という言葉で色を選ぶ方が本当に多いです。
もちろん間違いではありません。
ただ、 梅雨時期だけは 透け感がそのまま正義とは言い切れません。
なぜなら、 透け感は髪の表面が整っていてこそきれいに見えるからです。
表面がふくらむ、 毛先が乾く、 顔まわりが乱れる。
この状態になると、 透明感のはずが スカスカに見えることがあります。
だから当店では、 この時期に透明感カラーをやるなら、
透けさせる部分と締める部分を作ります。 全部を同じ薄さで見せるのではなく、
表面や顔まわり、 中間から毛先のどこに深さを残すかを考えます。
このひと手間で、 雨の日の印象がかなり変わります。
梅雨対策は、カラーの前後でやることを分けるとうまくいきます
両立したいなら、 施術の日だけ頑張っても足りません。 大事なのは、 カラーの設計と、
普段の扱いを分けて考えることです。
まずカラーの設計では、 抜け方まで見込んでおくことが必要です。
梅雨から夏にかけては、 湿気だけでなく、 紫外線、 汗、 摩擦、 熱まで重なります。
この時期は、 仕上がったその日の完成度より、 二週間後、
一か月後にどう見えるかのほうが大事です。
当店でも、 この時期は 「今日はかわいいけど、すぐ軽くなりすぎる色」 よりも、
「少し抜けても品が残る色」 を優先することがあります。 これは守りの提案ではありません。
長く見ておしゃれに見えるほうを取っているだけです。
一方で、普段の扱いも重要です。 せっかく色を工夫しても、 熱いお湯で毎日洗う。
濡れたまま長く過ごす。 朝に高温アイロンを何往復も入れる。
これを続けると、 梅雨の時期はあっという間にバランスが崩れます。
色持ちと広がり対策を両立したい人が、家でまず見直すべきこと
難しいことを増やす必要はありません。 この時期にまず見直してほしいのは、
お湯の温度と乾かし方です。
お湯が熱すぎると、 色は抜けやすくなります。 しかも髪がふくらみやすくなり、
表面の落ち着きも出にくくなります。 だから、 洗う時はぬるめを意識したほうがいいです。
次に、 濡れたままの時間を短くすることです。 湿気の時期は外の水分だけ気にしがちですが、
お風呂上がりに長く放置するのも地味に良くありません。 髪は濡れている時が一番不安定です。 この時間が長いと、 まとまりも色持ちも崩れやすくなります。
さらに、 アイロンは高温で一発で決めるより、 必要以上に熱を入れないことが大事です。
毎朝がんばっている方ほど、 実は髪が硬くなって、
午後の湿気で逆に広がりやすくなっていることがあります。 ここは本当に多いです。

高槻でカラー専門ならではの考え方|トレンドは「似合わせる」より「崩れにくくする」と成功しやすい
言い方は少し正直になりますが、 梅雨時期のトレンドカラーは、
おしゃれを追いかけるだけではきれいに続きません。
この時期に強いのは、 派手な色ではなく、 崩れ方がきれいな色です。
湿気で少しふくらんでも汚く見えない。 表面が少し乾いても黄ばみっぽく見えにくい。
結んだ時も単調に見えない。 そういう色のほうが、
結果的に「なんかいい感じ」が長く続きます。
当店では、 トレンドを入れる時も 全部を盛り込むことはしません。
顔まわりの印象を軽くするのか。 表面の赤みを抑えるのか。
毛先の抜けをきれいに見せるのか。 まず優先順位を決めます。
これを決めずに 全部ほしいで進めると、 梅雨は特に破綻しやすいです。
明るさもほしい、 透明感もほしい、 広がりたくない、 色持ちもほしい。
気持ちはよくわかります。 でも全部を同じ強さで取ろうとすると、
髪質によっては無理が出ます。
だから私たちは、 今の髪に対して 何を一番優先すると満足度が上がるかを一緒に整理します。
これができると、 流行を無理なく取り入れながら、 梅雨でも扱いやすい方向に持っていけます。
こんな方は、トレンドカラーと梅雨対策の両立がしやすいです
まず、 普段から極端に高温のアイロンに頼っていない方。 これはやはり有利です。
髪の土台が安定しているので、 透明感のある色でもきれいに出やすいです。
次に、 毛先の履歴が複雑すぎない方です。 ブリーチの有無だけではなく、
毎回のカラーで明るさを行ったり来たりしていない髪は、 梅雨の時期でも設計しやすいです。
あとは、 トレンド感を 明るさだけで出そうとしない方です。
色味のニュアンスや、 見え方のやわらかさで今っぽさを作るほうが、
この時期は圧倒的に成功しやすいです。
反対に、 毎朝かなり広がる。 毛先がすでに明るい。 顔まわりだけチリつく。
それなのに一気にハイトーン寄りへ行こうとすると、 正直、梅雨時期は苦戦しやすいです。
この場合は、 まずは今の髪で一番きれいに見えるバランスに寄せたほうが結果は良くなります。

まとめ|トレンドヘアカラーと梅雨対策は、両立できます。ただし「色だけ」で選ばないことが前提です
トレンドヘアカラーと梅雨対策は、 十分に両立できます。
ただ、 流行色をそのまま当てはめるだけでは難しいです。
この時期に大切なのは、 軽さ、 透明感、 やわらかさといった今っぽさを出しながらも、
湿気で広がった時にだらしなく見えないこと。 少し色が抜けても傷んで見えにくいこと。
そこまで含めてカラーを考えることです。
そのためには、 髪質を見ること。 広がり方を見ること。 毛先の履歴を見ること。
そして、 何を優先したいかを決めること。 ここを飛ばさないのが一番大事です。
当店では、 高槻でカラー専門ならではの視点で、 流行を追うだけではなく、
季節の崩れ方まで見越してカラーをご提案しています。
せっかく今っぽい色にするなら、 仕上がった日だけでなく、
雨の日も気分よく過ごせる形で取り入れていきましょう。
梅雨に入る前に、 今の髪でどこまでトレンドを楽しめるか、
無理のない範囲で一緒に整理したい方は、 ぜひ一度ご相談ください。
私たちが、扱いやすさと今っぽさのちょうどいいところを一緒に見つけます。
